COUNT(*) と COUNT(column_name): MySQL の違いは何ですか?

COUNT(*) と COUNT(column_name) の違いを理解する

MySQL には、COUNT(*) と COUNT(列名)。どちらの関数も結果セット内の行数をカウントしますが、NULL 値の処理が異なります。

COUNT(*)

• すべての行をカウントします。
• 構文: COUNT(*)

COUNT(column_name)

• 指定された列 (column_name) が NULL ではない行のみをカウントします。
• 構文: COUNT(column_name)

主な違い

Feature	COUNT(*)	COUNT(column_name)
NULL Values	Includes rows with NULL values	Excludes rows with NULL values
Performance	May be slower in some cases even if the column has no NULL values	Generally slower due to the need to check each value

COUNT(1)

COUNT(1) は COUNT(*) と同等です。これは、1 を NULL にすることはできないためです。したがって、結果セット内のすべての行もカウントされます。

例

「table1」という名前の次のテーブルについて考えてみましょう。

CREATE TABLE table1 (x INT NULL);
INSERT INTO table1 (x) VALUES (1), (2), (NULL);

今3 つのカウント関数の結果を比較してみましょう:

SELECT
    COUNT(*) AS a,
    COUNT(x) AS b,
    COUNT(1) AS c
FROM table1;

結果:

a   b   c
3   2   3

ご覧のとおり、COUNT() はすべてをカウントします。 "x" 列の NULL 値に関係なく、3 行になります。 COUNT(x) は NULL 値を持つ行を除外し、カウントは 2 になります。 1 を NULL にすることはできないため、COUNT(1) は COUNT() と同じ結果を返します。

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