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Web サービスには複数の異なるユーザーがアクセスできるため、レポートはどのように表示されるべきでしょうか? Crystal Reports は Visual Studio の事実上のレポート標準となっており、Visual Studio.NET を通じてレポート ファイルを Web サービスに変換できるようになりました。これらの Web サービスにアクセスすることで、企業内外のユーザーにレポートを送信できます。この記事では、既存のレポート ファイルに基づいて Web サービスを作成する方法を見ていきます。この記事の後半では、作成した Web サービスの使用方法を分析します。
注: このチュートリアルでは、Visual Studio.NET 2003 を使用します。開始する前に、Visual Studio と、「Crystal Web サービス」関連オプションを含むすべての Crystal Reports コンポーネントがインストールされていることを確認してください。
Visual Studio を開き、[スタート] メニューから [ファイル] > [新規] > [プロジェクト] を選択して、新しい ASP.NET Web アプリケーションを作成します。この例では、このプロジェクトに「ReportService」という名前を付けます。
プロジェクトを作成した後、既存の Crystal Report を作成または追加する必要があります。これは後で Web サービスに変換します。レポート ファイルをまだ持っていない場合は、Visual Studio とともに配布されているサンプル レポートを使用できます。このサンプル レポートは、C:Program FilesMicrosoft Visual Studio .NET 2003Crystal ReportsSamplesReports にあります。この例では、General Business サンプル フォルダーにある「World Sales Report.rpt」を使用します。
既存のレポートをプロジェクトに追加するには、[プロジェクト] > [既存項目の追加] を選択し、ダイアログ ボックスの下部にあるドロップダウン リストを [Crystal Reports] に変更して、追加するレポート ファイルを選択します。
次のステップでは、ソリューション エクスプローラーでレポートを選択し、レポートを直接右クリックします。右クリックメニューに「Webサービスとして公開」オプションが表示されます。このオプションを選択すると、ASMX ファイルが生成されます。ファイル (この例では「World Sales ReportService.asmx」) を右クリックし、[ブラウザで表示] を選択すると、このファイルを表示できます。
このプレビューには、Web サービスで許可されているすべての操作が表示されます:アップ
GetLastPageNumber
GetReportInfo
エクスポート
WSDL (Web サービス定義言語) を使用して記述された正式な Web サービス定義へのリンクもあります。