PHP拡張機能の開発(1)

まず、gcc コンパイラー、適切なバージョンの bison などがシステムにインストールされていることを確認する必要があります。以下は、ソース コードから PHP をコンパイルしてインストールするために実行する必要がある基本的なコマンドです。基本的な拡張スケルトン

PHP 拡張機能を開発する場合、ext_skel を使用すると、拡張構造スケルトンの作成が完了します。

# cd php-src# ./buildconf# ./configure --enable-debug --enable-maintainer-zts --enable-cli# make# make install

注: ext_skel コマンド ファイルは、ソース ファイルの

ext

ディレクトリにあります。

ここでの --extname パラメータは、作成される拡張機能の名前です。拡張機能の名前は小文字とアンダースコアで構成され、

は ext ディレクトリ内で一意である必要があります。

たとえば、ext_demo_1 という名前の PHP 拡張機能は次のとおりです。

$ ./ext_skel./ext_skel --extname=module [--proto=file] [--stubs=file] [--xml[=file]]           [--skel=dir] [--full-xml] [--no-help]  --extname=module   这里的module是要创建的扩展名称  --proto=file       这里的file文件包含了要创建的函数的原型  --stubs=file       generate only function stubs in file  --xml              generate xml documentation to be added to phpdoc-cvs  --skel=dir         创建扩展骨架的目录  --full-xml         generate xml documentation for a self-contained extension (not yet implemented)  --no-help          don't try to be nice and create comments in the code and helper functions to test if the module compiled

$ cd ..

$ vi ext/extdemo1/config.m4

$ ./buildconf

$ ./configure --[with|enable]-extdemo1

$ make

$ ./php -f ext/extdemo1/extdemo1.php

$ vi ext/extdemo1/extdemo1.c

$ make

ext/extdemo1/config.m4 に満足するまでステップ 3 ～ 6 を繰り返し、

ステップ 6 でモジュールが PHP にコンパイルされたことを確認します。その後、

コードの作成を開始し、最後の 2 つのステップを必要なだけ繰り返します。

これで、新しい拡張機能ディレクトリ ext_demo_1 が ext ディレクトリに表示されます:

/vagrant/ext$ ./ext_skel --extname=ext_demo_1Creating directory ext_demo_1Creating basic files: config.m4 config.w32 .svnignore ext_demo_1.c php_ext_demo_1.h CREDITS EXPERIMENTAL tests/001.phpt ext_demo_1.php [done].To use your new extension, you will have to execute the following steps:

現時点では、拡張機能をコンパイルして渡すことはできないため、最初に config.m4 ファイルを編集する必要があります。

構成ファイル config.m4

構成ファイル config.m4 は、UNIX ビルド システムに、拡張機能でサポートされる構成オプションと拡張機能で必要な追加ライブラリ、

どのソース ファイルが含まれるかなどを伝えます。このファイルは GNU の autoconf を使用します。 syntax to dnl 先頭の動作コメントは、角括弧 ([ と ]) で囲まれた文字列です。

autoconf 構文については AUTOCONF ドキュメントを参照してください

/vagrant/ext/ext_demo_1$ lsconfig.m4   CREDITS       ext_demo_1.c    php_ext_demo_1.hconfig.w32  EXPERIMENTAL  ext_demo_1.php  tests

上記は autoconf の設定ファイルです。最初のマクロ PHP_ARG_ENABLE には 3 つのパラメータが含まれています:

extdemo1 これは ./configure と呼ばれる最初のパラメータです。 Enable-ext_demo_1 のオプション
2 番目のパラメータは、./configure コマンドが拡張設定ファイルを処理するときにパラメータの内容を表示します

• 3 番目のパラメータは、./configure コマンドを使用する際のヘルプです。 /configure --help を実行すると、表示されます

• 2 番目のマクロは PHP_NEW_EXTENSION で、拡張モジュールと、拡張機能の一部としてコンパイルする必要があるソース コード ファイルを宣言します。

  複数のソース ファイルが必要な場合は、スペースを使用してそれらを区切ります。$ext_shared は、
PHP_SUBST(EXT_DEMO_1_SHARED_LIBADD) の呼び出しに関連しています。

PHP_ARG_ENABLE(ext_demo_1, whether to enable ext_demo_1 support,[  --enable-ext_demo_1           Enable ext_demo_1 support])if test "$PHP_EXT_DEMO_1" != "no"; then  PHP_SUBST(EXT_DEMO_1_SHARED_LIBADD)  PHP_NEW_EXTENSION(ext_demo_1, ext_demo_1.c, $ext_shared)fi

拡張機能をコンパイルする

config.m4 ファイルを変更した後、PHP と拡張機能をコンパイルします。

PHP_NEW_EXTENSION(ext_demo_1, ext_demo_1.c, $ext_shared)

この時点で、PHP は /usr/local/php ディレクトリにインストールされています。ディレクトリに入ると、次のファイルが表示されます:

/vagrant$ ./configure --disable-libxml --enable-ext_demo_1 --disable-dom --disable-simplexml --disable-xml --disable-xmlreader --disable-xmlwriter --without-pear --prefix=/usr/local/php/vagrant$ make/vagrant$ sudo make installInstalling PHP SAPI module:       cgiInstalling PHP CGI binary: /usr/local/php/bin/Installing PHP CLI binary:        /usr/local/php/bin/Installing PHP CLI man page:      /usr/local/php/man/man1/Installing build environment:     /usr/local/php/lib/php/build/Installing header files:          /usr/local/php/include/php/Installing helper programs:       /usr/local/php/bin/  program: phpize  program: php-configInstalling man pages:             /usr/local/php/man/man1/  page: phpize.1  page: php-config.1/vagrant/build/shtool install -c ext/phar/phar.phar /usr/local/php/binln -s -f /usr/local/php/bin/phar.phar /usr/local/php/bin/pharInstalling PDO headers:          /usr/local/php/include/php/ext/pdo/

/usr/local/php/bin ディレクトリに入り、次のコマンドを実行します。 :

/usr/local/php$ lsbin  include  lib  man

上記の手順に従ってインストールされた拡張機能には、その拡張機能が正常に動作するかどうかをテストする関数が含まれていることがわかります。この関数の名前は、confirm_ext_demo_1_compiled(arg) です。実行結果は次のとおりです:

/usr/local/php/bin$ ./php --info|grep demoConfigure Command =>  './configure'  '--disable-libxml' '--enable-ext_demo_1' '--disable-dom' '--disable-simplexml' '--disable-xml' '--disable-xmlreader' '--disable-xmlwriter' '--without-pear' '--prefix=/usr/local/php'ext_demo_1ext_demo_1 support => enabled

ext_demo_1 拡張機能が正常にインストールされたことがわかります。拡張機能の開発の詳細については、AICODE.CC.

を参照してください。