定義と使用法
set_error_handler() 関数は、ユーザー定義のエラー処理関数を設定します
この関数は、実行時にユーザー独自のエラー処理メソッドを作成するために使用されます。
この関数は古いエラー ハンドラーを返すか、失敗した場合は null を返します。
構文 set_error_handler(error_function,error_types)
パラメータ 説明 error_function 必須。エラーが発生したときに実行される関数を指定します。
error_types オプション。ユーザー定義エラーをどのエラー報告レベルで表示するかを指定します。デフォルトは「E_ALL」です。
ヒントとメモ
ヒント: この関数を使用すると、標準の PHP エラー処理関数は完全にバイパスされ、必要に応じてユーザー定義のエラー ハンドラーがスクリプトを終了 (die()) する必要があります。
注: スクリプトの実行前にエラーが発生した場合、その時点ではカスタム プログラムが登録されていないため、カスタム エラー ハンドラーは使用されません。
例
<?php//error handler functionfunction customError($errno, $errstr, $errfile, $errline) { echo "<b>Custom error:</b> [$errno] $errstr<br />"; echo " Error on line $errline in $errfile<br />"; echo "Ending Script"; die(); }//set error handlerset_error_handler("customError");$test=2;//trigger errorif ($test>1) { trigger_error("A custom error has been triggered"); }?>
出力:
Custom error: [1024] A custom error has been triggeredError on line 19 in C:\webfolder\test.phpEnding Script