はじめに
uniappを使用して小さなプログラムを開発する過程で、DOM要素の高さを取得する必要がある状況によく遭遇します。ただし、uni.createSelectorQuery().select().boundingClientRect() によって取得された高さが正確ではない場合があります。では、なぜこのような状況が生じたのでしょうか?どうやって解決すればいいでしょうか?この記事ではそれについて詳しく説明します。
問題が発生します
まず、問題を再現しましょう。たとえば、以下の単純なテンプレートでは、子要素 content
の高さを取得する必要があります。
<template> <view class="container"> <view class="content" ref="content">内容区域</view> </view> </template>
次の方法で content
要素の高さを取得できます。
mounted() { uni.createSelectorQuery().in(this).select('.content').boundingClientRect(rect => { console.log(rect.height) }).exec() }
したがって、次の方法で content
の高さを確認できます。コンソール 。
ただし、content
要素に次のようなスタイルを追加すると、
.content { margin: 10px; padding: 20px; }
プログラムを再度実行すると、コンソール出力の高さが次のようになります。期待した高さでしたが、一貫性がなく、予想よりわずかに低かったです。これがよく遭遇する「DOM高さの不正確な取得」の問題です。
原因分析
それでは、問題の原因は何でしょうか?情報を確認すると、次の理由がわかります:
1. このスタイルを単独で使用すると、高さの計算エラーが発生し、白いエッジが生成されます。
2. これは、margin
と padding
が要素の異なるスペースを占有するためです。margin
はスペースを占有しませんが、padding
はスペースを占有します。
boundingClientRect
は padding
と border
の影響を受けますが、margin
は影響を受けないため、 BoundingClientRect
は、高さを取得するときに padding
の高さを減らします。
解決策
問題の原因が把握できたので、解決策を提示する準備が整いました。この問題は、次の方法で解決できます:
1. uni.createSelectorQuery().exec()
を通じて親要素の高さを取得し、それから を通じてそれを取得します。 getComputedStyle
子要素の padding
と border
は、子要素の実際の高さを計算するために使用されます。
mounted() { uni.createSelectorQuery().in(this).select('.container').boundingClientRect(rect => { const styles = getComputedStyle(this.$refs.content.$el) const paddingTop = parseInt(styles.paddingTop) const paddingBottom = parseInt(styles.paddingBottom) const borderTop = parseInt(styles.borderTopWidth) const borderBottom = parseInt(styles.borderBottomWidth) console.log(rect.height - paddingTop - paddingBottom - borderTop - borderBottom) }).exec() }
2. box-sizing:border-box
スタイルを子要素と親要素の両方に追加して、問題を解決します。
.container, .content { box-sizing: border-box; margin: 10px; padding: 20px; }
ここでは 2 つの点に注意する必要があります。
(1) box-sizing
スタイルを 2 つの要素に追加する必要があります。
(2) 子要素と親要素の間隔が間違っていないか注意が必要です。
結論
上記の方法により、uniapp による DOM 取得の精度が高いという問題を解決できます。ご自身の状況に合わせてご利用ください。
以上がuniapp で dom の高さを取得する方法が不正確ですの詳細内容です。詳細については、PHP 中国語 Web サイトの他の関連記事を参照してください。