アメリカでのビジネスを拡大しましょう！リップルが仮想通貨信託会社スタンダード・カストディ・アンド・トラストを買収

リップル・ラボは、仮想通貨信託会社「Standard Custody & Trust Co.」を買収することで合意に達したと発表した。後者を買収することで、リップルはニューヨークの信託ライセンスを利用して米国での事業をさらに拡大したいと考えている。

リップル社は米国証券取引委員会（SEC）との訴訟で苦境に陥っているが、同社は依然として海外市場の拡大を最優先課題と考えている。リップルは、シンガポールにアジア太平洋本社を設立し、現地の決済ライセンスを取得することに加えて、かつて米国以外の市場でのIPOを検討していました。しかし、この世界的な決済会社は引き続き米国での事業の成長に取り組んでいます。

具体的には、ニューヨークのStandard Custody & Trust Co.が保有するライセンスにより、リップルはより多様な金融サービスを提供できるようになります。これらのサービスには、資産のトークン化、暗号通貨の保管および決済などが含まれます。したがって、リップルの事業範囲はもはや決済ネットワークに限定されず、金融会社の複数のニーズを満たすことができます。

リップルのモニカ・ロング社長は、リップルは金融機関により多くのインフラストラクチャを提供することに尽力しており、これによりリップルにさらなる柔軟性がもたらされると信じていると述べた。

さらに、モニカ・ロング氏は、リップルは現在、米国の送金ライセンスの取得に取り組んでいると付け加えた。同氏は「米国市場はわれわれにとって極めて重要であり、米国にはイノベーション推進のリーダーになれる潜在力があると信じている」と強調した。最終的に承認されれば、これはリップルによる昨年のスイス企業メタコの買収に続き、2回目の仮想通貨保管会社の買収となる。

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