JavaScript 1.2 では、複数の関数を定義する新しい方法として関数リテラルの概念が導入されています。
関数リテラルは、名前のない関数を定義する式です。
文法
リテラル関数の構文は関数宣言とよく似ていますが、宣言ではなく式として使用され、関数名が必要である点が異なります。
<script type="text/javascript"> <!-- var variablename = function(Argument List){ Function Body }; //--> </script>
構文的には、関数名を指定してリテラル関数を作成できます。
<script type="text/javascript"> <!-- var variablename = function FunctionName(Argument List){ Function Body }; //--> </script>
ただし、名前には何の意味もないので、使用する価値はありません。
例:
このような関数を作成する例を次に示します:
<script type="text/javascript"> <!-- var func = function(x,y){ return x*y }; //--> </script>
上記の関数内で次の関数を呼び出すことができます:
<script type="text/javascript"> <!-- func(10,20); // This will produce 200 //--> </script>